Friday, November 29, 2013

遼、上がり5ホール4バーディ!スイングに確かな手ごたえ



2011年10月28日17時41分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 富田 雅哉 -9
2 松村 道央 -8
丸山 茂樹 -8
山下 和宏 -8
5 岩田 寛 -7
J・チョイ -7
黄重坤 -7
河野晃一郎 -7
9 J・B・パク -6
矢野 東 -6


順位の続きを見る





ショットは終始好調だったという石川、順位は16位Tに(撮影:上山敬太)








もっと写真を見る(8)




マイナビABCチャンピオンシップ 2日目◇28日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の2日目。2アンダーからスタートした石川遼は、この日2つスコアを伸ばしトータル4アンダー16位タイでホールアウトした。

【関連ニュース】1打速報で石川遼のこの日のプレーを振り返る

 大観衆の注目を集めて放った1番のティショットは左に飛び出すと林の下の池に落ち、痛恨のダブルボギースタート。しかし、石川に不安はなかった。「スイングとしては完璧でした。池まで行ってしまったのは驚き。(キャディの)加藤さんにも今のは良いスイングだったねと言われたくらい」。結果は悪かったが、良いスイングが出来ていたことに納得して第2ラウンドをスタートした。

 その後はチャンスにつけるもパットを決めきれず足踏みが続いたが、ショットは終始好調を維持。すると、ズレていた歯車が終盤でがっちり噛み合う。14番でこの日2つ目のバーディを奪ったのを皮切りに15番パー5、16番パー3と3連続バーディ。さらに最終18番もセカンドをグリーン左奥カラーまで運ぶと、きっちりバーディ締め。終盤の猛チャージで、遠く離れていた首位にジワリと近づいた。

 ホールアウト後の石川は冗舌だった。この日は左のミスが多く出ていたが、「左に行っているのはスピードがないから。スピードが出せれば良い球が打てる」と気にする様子はない。それよりも、この日は良いスイングが出来ているという満足感が上回った。

 「楽しく出来たというか、ボールを打つのが楽しみと思って毎ショット毎ショット打っていた。不安だなと思う瞬間はなかったですね」とラウンドを振り返ったかと思えば、「1か月前と比べればスピード出てて、ゆがみなくワンピースで振れてますね。やっと練習の成果が出てきたかな」と、練習の成果にさらに満足気な表情を見せる。自身のスイング理論を展開する姿が、調子の良さを如実に表していた。

 首位とは5打差。パッティングとの歯車がひとたび噛み合えば届かないスコアではない。「良いプレーが出来そうな予感があります」つかんだ自信を結果につなげてみせる。


【2日目の順位】
1位:富田雅哉(-9)
2位T:松村道央(-8)
2位T:丸山茂樹(-8)
2位T:山下和宏(-8)
5位T:岩田寛(-7)
5位T:J・チョイ(-7)
5位T:黄重坤(ハン・ジュンゴン)(-7)
5位T:河野晃一郎(-7)
9位T:J・B・パク(-6)
9位T:矢野東(-6)
11位T:ベ・サンムン(-5)他4名
16位T:石川遼(-4)他4名

No comments:

Post a Comment